2004年10月17日

東京都リーグ最終節 vs拓殖大戦

本日東洋大学グラウンドで行われた東京都大学サッカーリーグ戦1部第7節、早稲田大学ア式蹴球部vs拓殖大学麗澤会体育局サッカー部の試合結果です。

早稲田大学2[1-0・1-0]0拓殖大学
得点【早】10矢島卓郎(21分=アシスト岡、89分=アシスト兵藤)



早稲田大スターティングメンバー
――矢島―高橋(周)―
山本――松橋――徳永
――鈴木――兵藤――
――岡―金守―近藤―
――――時久――――
[SUB]霜田、浅川(→77分鈴木)、山口、玉田、島村(→70分松橋)、清水、高橋孝介(→65高橋周大)

拓殖大スターティングメンバー
――猿田――山田――
花崎――新川――遠藤
――松本――大森――
―嶋田―石川―浜崎―
――――渋谷――――
[SUB]花田(→HT山田)、土井(→HT遠藤)、波形(→65分浜崎)、秋元(→73分大森) 、矢板橋(→73分松本)、成澤(→83分花崎)


早稲田はスタメンを大きく変更。
2トップは相変わらず矢島卓郎、高橋周大だが、4バックから3バックに変更。真ん中に金守貴紀、右CB近藤繁也、左CB岡佑亮。ダブルボランチは鈴木修人と、アジアユースに参加していたためチームを離れていた兵藤慎剛が復帰。金田隼輔は故障のためベンチ入りもせず、戦況を見守っていた。本人曰く、「実力っす」んなことないよ。右MFは徳永悠平、左MFは山本脩斗。トップ下に出場停止明けの松橋優が復帰。

先制点は21分。高橋周大が左サイドで倒されて得たフリーキックを、兵藤が中央の鈴木へ。再びボールを受けた兵藤が左サイドの深い位置からファーサイドへセンタリング。岡が折り返したところに詰めていたのは矢島。ダイナミックな揺さぶりで、相手DF陣を混乱に陥れた。
その後、相手の大型FW山田のスルーパスから抜け出た新川との1対1を時久がすばらしい反射神経でストップ、さらに山田のオーバーヘッドなど、拓殖の時間帯が続くが、きょうの時久は神懸かっていた。
相手のパスの出どころは山本、大森のボランチ陣。そこに対して抜群の連携ですばやいチェックをかけた鈴木と兵藤のバランス感覚は見逃せない。
前半終了間際には徳永からの超ロングパスを矢島が受け、左サイドの山本へ。シュートは惜しくも決まらなかったが速攻のいい形を見せた。

前半のシュートは鈴木、兵藤、徳永、矢島、高橋周大がそれぞれ1本ずつ。相手も5本。

後半も早稲田のペースで試合が進むが、なかなか点が取れない。67分には兵藤から松橋〜山本とつないで惜しいシュートを放つが、得点には至らず。途中相手の時間帯も、DF陣がしっかり踏ん張り、時久も気迫のこもったプレイで決定機を防ぐ。
待望の追加点は終了間際、相手が前がかりになったところで兵藤が左サイドからカウンター1本。DFとGKの間のボールに、相手DFと矢島が走り、ボールを追う。相手GKは一体どんな目測で動いたのか、緩慢な動きでペナルティエリア外へクリア処理しようと出てくる。刹那、速く触ったのは矢島。球は転々無人のゴールへ。時間帯的にも、点差をつけるという意味でも素晴らしいゴールが生まれた。
試合終了。4勝2敗1分、勝ち点13で3位。優勝は第1試合で東洋大に競り勝った日本体育大学。拓殖大は、最終節まで掴んでいた女神の服の裾を最後の最後で離してしまった……。
「ひとつも簡単な試合はありませんでした。1勝することの重み、厳しさを改めて感じたリーグ戦でした」近藤繁也主将は試合後、そう語った。大榎監督が就任、関東リーグ昇格は至上命題とでもいうようなノルマに加え、この戦力なら都リーグも楽々優勝……と楽観的な周囲のプレッシャーがどこか負担になっていたのかもしれない。優勝の可能性がなくなり、なにか足枷でも取れたかのように選手たちの動きは軽かった。この試合を支えている緊張感は、追われる立場から、追う立場になったこと。言い換えれば、首位のチームに対するチャレンジャー精神。関東大会もその気持ち忘れずに、常に挑戦者たれ!!


【個人寸評(数字は10点満点、平均は6)】
GK時久省吾…7 相手の決定機を防ぐ。反応の素早さはプロレベル。
DF近藤繁也…6.5 その精神力はどこから来るのか。90分間チームを鼓舞し続け、自らも落ち着いたディフェンス、カバーリングで対応。
DF金守貴紀…6.5 時折見せる松田直樹ばりの攻撃参加は今後に期待を持たせる。
DF岡 佑亮…6.5 相手のFWを泳がせといてサクッっとボールを奪う技術がうまい。セットプレーのターゲットとしても面目躍如。
MF兵藤慎剛…7 アジアユースを経験して一回り大きくなって帰ってきた。非凡なパスでゲームを組み立て、ピッチを縦横無尽に駆け回ってチームに貢献した。
MF鈴木修人…6.5 兵藤という水を得た魚の如し。両サイド、トップの素早い仕掛けに呼応する早い組み立てができていた。
MF徳永悠平…6 身体能力を生かしたボール奪取技術、鋭い効果的なパスで2トップを生かした。 
MF山本脩斗…6 サイドスペースへの飛び出しに加え、守備の意識も高かった。
MF松橋 優…6 前線からの高い守備意識を持ったプレー、スペースメイクで兵藤、鈴木の攻撃参加を促した。
FW高橋周大…6 サイドへ流れてボールを受け、積極的に自分から仕掛けていく姿勢を見せた。
FW矢島卓郎…7.5 高さ、スピードに加え、大事なところで試合を決める勝負強さとポジショニングの的確さで、チームの攻撃の核に。真のエースの見せ所はもちろん、関東大会しかない。
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MF高橋孝介…6 左サイドの開いたスペースを執拗に狙い、チャンスを演出。対人の場面ではもう少し頑張って欲しい。
FW島村 毅…― プレイに関わる機会が少なかった。
MF浅川 智…― サイドのケアも頑張った。惜しいシュートも放った。

dfs
首位拓殖大を零封したDF陣。左から近藤、岡(5番)、金守。

hyoudou
アジアユースで成長して帰ってきた兵藤も、高い技術と豊富な運動量で貢献。

yajidri
きょう2得点の矢島が、ゴールに迫る。

suzuki
鈴木修人が振り向きながら鋭いパスを前線に送る。

tokihisa
驚異的な反射神経でチームの危機を救った時久省吾

aisatsu
これからさらに厳しい3試合が訪れる……。

goodbyetouyou
Goodbye, 東洋大学板倉キャンパス。そして群馬県。
posted by ultraswaseda-admin at 00:00| 東京 ☀| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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