2005年07月11日

総理大臣杯決勝 vs関西大戦@長居

7月10日(日) 14時キックオフ 長居 45分×2

早稲田大学 2[0−2・2−1]3 関西大学

得点:【早】松橋(51分)、兵藤(63分)【関】阪本(4分)、吉村修(44分)、オウンゴール(71分)

早稲田大スタメン
−−−−山本−−高橋周−−−
−−−−−−兵藤−−−−−−
玉田−−金田−−鈴木修−徳永
−−−岡−−金守−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

交代:高橋周→渡邉(30分)、山本→松橋(HT)、玉田→中島(56分)

関西大スタメン
−−−−阪本−−櫻田−−−−
吉村修−−−−−−−−−古橋
−−−−安藤−−亀ヶ渕−−−
大屋−−松田−−門田−−佐藤
−−−−−−森田−−−−−−

交代:吉村修→木本(63分)、亀ヶ渕→北橋(77分)、古橋→吉村勇(89分)

曇り空の長居陸上競技場。関東予選から怒濤の6連勝で、早稲田はついに念願の舞台へと足を踏み入れた。先発には比較的フレッシュな高橋周と山本のツートップを起用し、早稲田最後の戦いが始まった。

開始直後からテンポのよい攻めを見せる。上々の立ち上がりかと思われた早稲田だったが、前半4分に一瞬の隙を突かれる。右サイドをオーバーラップした佐藤の絶妙なクロスボールが阪本の頭にドンピシャリ。ヘディングシュートがゴールに突き刺さり、関大にあっさりと先制を許す。

いきなりリードを奪われた早稲田だが、気落ちすること無くゴールを狙いに行く。前半11分、鈴木修のロングパスを胸で受けた高橋周が抜け出すと、右足シュートは相手選手に当たりゴールならず。前半28分には高橋周が右サイドハーフウェイライン付近でうまく相手をかわすと、そのまま独走。エリア手前まで持ち込み左足でシュートしたがゴール上へ外れた。

直後の前半30分には高橋周に代わって早くも渡邉が登場。もうあとがない決勝だけあって、積極的な交代策である。そして前半31分、左サイドを持ち上がった岡から受けた兵藤がコースを狙ったシュートはキーパー正面。つづく前半32分には鈴木修とのパス交換で右サイドを突破した兵藤が中へ折り返す。キーパーがこぼしたところを玉田、山口、渡邉が押し込もうとするが、相手選手の必死の守りにゴールはならなかった。

すると前半44分に相手CKのチャンス。阪本の蹴ったボールに吉村修が頭できれいに合わせて、関大が2点目とした。そしてそのまま前半は終了。

2点というビハインドを負った早稲田だが、これまでの粘り強い戦いぶりを見る限り決して悲観的になる点差ではない。山本に代えて松橋を投入し後半開始を迎えた早稲田に、誰もが逆転を祈る。

松橋、金田と連続でイエローカードを貰い、嫌な雰囲気の後半立ち上がりではあったが、ここから早稲田は圧倒的な個人能力の高さを生かした波状攻撃を見せる。渡邉の力強いポストに松橋の爆発的なスピード、兵藤が右に左に顔出ししては抜群の攻撃センスでチャンスを次々と演出。中盤では金田がセカンドボールを拾いまくり、二次攻撃の基点となる。

早稲田反撃の狼煙は後半6分。鈴木修の絶妙な裏へのロングパスに渡邉が抜け出す。折り返しに飛び込んできたのは交代出場の松橋。滑り込みながら押し込んで、早稲田まずは1点。

後半11分に中島を投入し、この時間にして最後のカードを切り勝負に出る早稲田。すると中島がいきなり期待に応える。左サイドでボールを受けると、一気にライン際まで加速。折り返しを渡邉が粘ってキープし、最後は兵藤。確実にシュートを決めて、早稲田が一気に追い付いてみせた。

勢いづく早稲田だったが、ここで落し穴。関大にCKのチャンスが訪れると、安藤のキックがニアで飛んだ選手に当たりボールはゴールマウスに飛び込んだ。記録はオウンゴールとなり、早稲田が痛恨の勝ち越し点を奪われた。

またしてもリードを許した早稲田は、さらに攻めへの比重を大きくする。後半29分に右サイド兵藤のクロスから渡邉の連続シュートは決まらず。後半30分には兵藤の右CKから鈴木修のヘディングシュートがバーを叩き、最後鈴木修が押し込んだかにみえたが、これはキーパーチャージでノーゴールの判定。

再度同点への期待が高まる中、早稲田にアクシデント。後半36分、渡邉が頭ですらしたボールに松橋が反応。エリア内へ飛び込んだ松橋が相手に倒されたかに見えたが、なんとこれがシミュレーションの判定。松橋には2枚目のイエローカードが提示され、退場となった。不可解な判定ではあったが、点を取りたい状況で1人減るという苦しい展開に。

あとがなくなった早稲田は山口を前線に上げる緊急の布陣に。リスキーではあったが相手の攻撃をぎりぎりで凌ぐと、早稲田最後の攻め。後半44分、右サイド徳永のクロスに渡邉が強烈なヘディングシュートを放ったがバーの上。ロスタイムには再び徳永の鋭いクロスに中島が頭から飛び込んできたがゴールにはならなかった。

ここで、無情の笛。猛追実らず、関大に逃げ切りを許した。同時に、早稲田の夢が終わりを告げた瞬間でもあった。

早稲田のサッカーはとても魅力的だった。勝負強さもいつのまにか身につけていた。所属は関東2部でも全国で戦えることを証明した。しかし、結局優勝という栄冠を手にすることはできなかった。とはいえ、早稲田の戦いぶりは本当に素晴らしかったし、あまりにも感動的だった。これには誰も異論はないだろう。

夢のような1週間を、ありがとう。

夢の舞台両者激しく今大会快調な兵藤慎剛松橋優は素晴らしい攻めを見せてくれたが…左から崩した中島健太徳永悠平最後の怒涛の攻めも実らず夢の終わり
posted by ultraswaseda-admin at 00:39| 東京 ☁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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