2006年05月01日

関東大学サッカーリーグ第6節 vs筑波大学@フクアリ

4月30日(日) 14時10分キックオフ フクアリ 45分×2

早稲田大学 1[0−0・1−1]1 筑波大学

得点:【早】渡邉(71分)【筑】田中(72分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−市川−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中島−−兵藤−−金田−松本怜
−−横山−−塗師−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、堀江、松本征、中川裕、首藤、島村、前田

交代:市川→前田(62分)、中島→首藤(70分)、兵藤→松本征(85分)

筑波大スタメン
−−−−木島−−田中−−−−
麻生−−−−−−−−−−三澤
−−−−岡田−−今田−−−−
幸田−−石井−−作田−−野本
−−−−−−碓井−−−−−−

交代:木島→佐々木(69分)、幸田→内藤(89分)

現在8位となかなか波に乗れない早稲田、今節は昨シーズン3位の強豪である筑波大学と対戦する。優勝争いに踏みとどまる上では非常に大事な一戦となった。前節から3バックへと布陣変更した早稲田、この日は不動のディフェンダーだった金守貴紀が出場停止で代わりにリベロのポジションには塗師亮が入る。ボランチには主将の金田隼輔がスタメン復帰し、左サイドには中島健太が公式戦初めてのスタメン起用となった。対する筑波は、大学選抜の主将岡田隆を中心に、個人技に優れる攻撃陣を擁する危険なチームだ。

序盤からお互いに鋭い攻めを繰り出す激しい試合展開となる。まずは3分、筑波の攻撃。右サイドから木島がドリブルで切れ込み、中央の田中へパス。田中のポストから最後は岡田がシュートに持ち込もうとするが、これは山口が体を張った守備でストップした。早稲田も負けずに、5分、松本怜が右サイドから中央へと仕掛け、そのまま左足シュートを狙うが相手選手に阻まれる。続く6分には、早稲田が左サイドからの崩し。兵藤が中島に当て、左に流れた山本へと渡す。山本が中央へとボールを送り、受けた渡邉が素早くゴール方向へ振り向いて強烈な右足シュートを放ったが、ゴール左へそれた。

時間が過ぎても互いの攻防は激しさを増すばかり。筑波の木島、田中という前線に加え麻生や三澤といった中盤の選手たちは、いずれも鋭い突破力を持つ。ポジションを入れ替えて次々と襲い掛かる筑波攻撃陣に、早稲田も後手を踏むシーンが目立つ。20分、木島が左サイドから勢いよく抜け出すとそのまま得意の左足でシュートを放ったが、これは時久のセービングでCKに逃れる。21分には早稲田も兵藤が山本とのワンツーからゴール前に抜け出すも、シュートには至らず。29分、再び筑波の攻め。自陣からドリブルを開始した木島がトップスピードに乗って一気に早稲田守備陣を突破する。左でフリーだった田中にボールが渡ったが、田中のシュートは辛くも時久のセービングで凌いだ。続く31分には麻生が自慢の左足でシュートを放つも、これまた時久がセーブ。

早稲田もチャンスが無いわけではない。筑波の攻撃を凌いだ後は、細かなパスワークからチャンスを作り出す。特に調子の良さが光ったのは渡邉。前線でのポスト役だけにとどまらず、自ら突破してのシュートなどでゴールを襲う。41分、山本から受けた渡邉が一気に相手守備陣を突破してペナルティエリア内へ持ち込み、右足でシュートするもこれは相手キーパーがセーブ。こぼれを拾った兵藤から最後は金田がシュートするも相手選手にブロックされた。43分には、前線で市川がつぶれ、渡邉がまたしても相手ディフェンスを突破。流れたボールを飛び込んできた松本怜が思い切ってシュートするも、これは枠の上へ外れた。そして前半ロスタイムには最大のチャンスが訪れる。兵藤からのパスを受けた中島が左サイドを縦へ突破。中央への折り返しに市川が飛び込んだが、シュートはポストに当たってゴールライン上へ。早稲田の選手が殺到し大混戦になるも結局押し込めずに相手キーパーに抑えられてしまった。

両者が決定機をつかみながらも決めきれずにスコアレスで折り返し、後半戦を迎える。ここから徐々に流れは早稲田へ。ゴールへと迫る時間も早稲田が多くなり、得点への期待が高まる。57分、兵藤の絶妙なスルーパスに中島が左サイドを抜け出す。一旦切り返して上げられた折り返しに市川がシュートするもこれは相手キーパーがセーブ。58分には、兵藤が高い位置でボールを奪うとすぐさま送られたスルーパスに市川が抜け出し、左足でシュートを狙うも相手選手に阻まれる。筑波も反撃し、62分には木島のドリブルから右の今田へ。今田のシュートはゴール左へと外れた。

その後前線に前田を投入、さらに首藤を右サイドに入れて松本怜を左サイドに移すなどして、さらなる攻撃の活性化を狙う早稲田。それが報われたのは71分、中央の山本が右サイドの首藤へと展開。首藤のセンタリングがファーへと流れ、前田が頭で中央へと折り返すとそれを渡邉がそのまま頭でシュート。一度はバーに阻まれるが、こぼれ球を再度渡邉が豪快に蹴りこんで、ついに早稲田が先制した。試合も終盤に差し掛かってリードを奪い、喜びに沸く早稲田イレブン、しかしここで落とし穴。直後に再開した試合の流れから、筑波が右サイドから一気に攻め込むと、最後は田中が蹴りこんですぐさま同点に追いついた。これで試合は振り出しに。

せっかくの先制ゴールをふいにした早稲田は、ここから怒涛の攻撃を見せる。78分、前田が右サイドを抜群のスピードで突破し、折り返しに渡邉が飛び込んだがシュートは当たり損ねてゴール左へ外れた。続く79分、兵藤からのパスに左サイドを抜け出した山本の折り返しに、再び渡邉がヘディングシュートしたが惜しくもゴール左へそれる。81分には、後方からのロングボールを渡邉が頭ですらし、山本が頭でつなぐと前田が一気に右サイドを抜け出す。スピードのまま右足で強烈なシュートを放った前田だったが、相手キーパーのセービングに阻まれた。それで得たCKのチャンス、松本怜の蹴ったボールから山口が頭で狙うも弱くキーパー正面。さらに82分、山本から左の兵藤へとつなぎ、兵藤がシュートを狙ったが相手選手にブロックされる。

85分、兵藤に代えて松本征をそのままボランチの位置に入れて最後の攻めに出る早稲田。しかし、筑波にも惜しいシーンは訪れる。86分、三澤のスルーパスに佐々木が抜け出したが、前に出た時久を見て打った佐々木のループシュートは枠を捕らえられず。88分には、右サイド野本のアーリークロスがファーの田中まで届いたが、田中の滑り込んでのシュートはヒットせず枠外。そしてここからは再び早稲田がゴールを狙っていく。89分、松本征から左サイドの松本怜へとパスが渡り、センタリングに渡邉が頭で合わせるもゴール上へ外れる。直後には、左サイドに流れた渡邉がクロスボール入れ、ファーの首藤が頭で折り返し、最後は前田がシュートしたが弱くゴールならず。

最後まであきらめずに攻め続けた早稲田だったが、結局ゴールを奪えぬままドローで試合は終了となった。一進一退だった前半を経て、後半は完全にペースを握って終始筑波を圧倒した早稲田。先制した直後にすぐさま追いつかれたのも課題ではあるが、やはりあれだけチャンスを作り続けながら勝ち越せなかった決定力の欠如は見直さなければならないところだろう。内容的には明らかな向上が見られ、早稲田の実力も十分証明している戦いぶりではある。今後優勝という目標を現実的なものとするためには、今日のような試合をモノにできる勝負強さこそが一番に求められてくる。

リベロとして、金守の穴を埋めた塗師亮渡邉千真は2試合連続ゴールスタメン復帰した主将金田隼輔初めてのスタメン、中島健太今日も華麗なプレーを披露した山本脩斗最後まで奮闘した山口貴弘
posted by ultraswaseda-admin at 01:05| 東京 ☁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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