2006年04月24日

関東大学サッカーリーグ第5節 vs中央大学@夢の島

4月23日(日) 14時10分キックオフ 夢の島 45分×2

早稲田大学 1[1−0・0−1]1 中央大学

得点:【早】渡邉(33分)【中】辻尾(83分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−市川−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中川裕−兵藤−−塗師−松本怜
−−横山−−金守−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、堀江、金田、首藤、中島、島村、前田

交代:渡邉→島村(66分)、市川→前田(85分)

中央大スタメン
−−辻尾−−小倉−−南木−−
−−−−大瀧−−渡邊−−−−
−−−−−−田村−−−−−−
梅野−−園田−−大根−−杉山
−−−−−−山本−−−−−

交代:小倉→小池(60分)、南木→石川(65分)

前節、流通経済大学との一戦で屈辱的な大敗を喫した早稲田。ここ最近の早稲田にとっては全く経験をしたことのないような結果を受け、チームに走った衝撃は大きかったようだ。今節、大榎監督は布陣、選手ともに大幅に変更するという決断をする。今年から導入した4バックを昨年までの3バックへと戻し、さらに主将の金田隼輔をスタメンから外すというサプライズ。火曜に特別指定先の東京Vでフル出場を果たした塗師亮をボランチとして初めて起用し、市川雄太郎、中川裕平、そして高校選抜から戻った松本怜と、実に3人もの1年生もスタメンへと抜擢した。対する中央大は昨年のユニバー代表の辻尾真二を擁する。

立ち上がり、辻尾のシュートが上へ外れて始まったこの試合。序盤から両者ゴール前まで持ち込む激しい展開に。2分、自陣でボールを持った山本がキレのあるドリブルを見せる。鮮やかに1人を抜き去って中央を突き進み、もう1人かわしてペナルティエリアに持ち込もうとするも、最後は相手にカットされる。7分には逆に早稲田がピンチに。中央大の攻撃、ゴール前混戦となったところを大瀧がシュートを放ったが、これはキーパー時久が足でなんとかセービング、こぼれを再び大瀧がシュートしたがゴール右へ外れた。直後の8分、今度は早稲田に決定的なチャンス。右サイド松本怜のセンタリングがファーに流れると、待ち構えた市川が強烈なシュート。これは相手キーパー山本が右手一本ではじき、詰めた渡邉がシュートしたがボールは枠の上へとそれていった。

その後は中央大がボールを持つ時間がやや長くなる。相手の3トップに対し、早稲田は守備時は左サイドの中川裕を最終ラインに下げる変則4バックのような形で対応。攻めこまれど安定した守備組織で対応し始めた早稲田は、徐々に流れを引き寄せ攻撃への比重を大きくしていく。30分、右サイドから松本怜が中央へと得意のドリブルで切れ込む。渡邉へと渡し、渡邉の左足シュートは弱くゴール右へ外れた。そして得点への期待が高まった33分、ついに均衡が敗れる。インターセプトした横山が中央からそのまま持ち上がる。横山のスルーパスが左から抜け出した山本へ通り、フリーの山本はさらに右の渡邉へ。渡邉のシュートは相手キーパーに当たりながらもゴールへと転がり、早稲田に先制点となった。渡邉は待望の今シーズン2得点目。ちなみに、今シーズン初めての兵藤が絡まないゴールであった。

リードを許した中央大も反撃に出る。38分、左サイドからのクロスボールに渡邊が飛び込んだが、シュートはゴール左へそれる。44分には、ロングボールを受けた辻尾が右サイドから中央へ折り返し。小倉のキープから最後は大瀧がシュートするも枠を外れ、結局そのまま前半は終了となった。早稲田としては途中から流れを引き寄せ、先制点も奪えたということで上々の展開だった。

後半に入り、早稲田は追加点を狙うべく、攻撃を続ける。50分、渡邉がゴール前右寄りからペナルティエリアないへ突破。中へと切り替えしてからのシュートはキーパー正面を突いた。さらに57分には、松本怜が右サイドから中央へとドリブル突破で切れ込み、そのまま左足でシュートを狙ったが右へ外れた。直後の山本のシュートも枠の上。早稲田の攻勢で流れを変えたい中央大は前線に小池、石川と立て続けに攻撃のカードを投入する。早稲田も島村を入れて追加点を狙う姿勢を押し出す。

ここから徐々に中央大が攻勢に転じていく。72分、右サイド杉山のクロスにファーから小池が頭で突っ込んだがこれは時久ナイスセーブ。続く73分、右サイド角度のないところから石川が思い切ったシュートを放ったが枠は捉えず。81分には、大瀧の強烈なミドルシュートが早稲田ゴールを襲ったが、時久の横っ飛びセーブでなんとか逃れた。直後の82分、左CKから中央大のシュートは、これまた時久がセーブ。

時久を中心とした集中した守備でなんとか1点を守りきりたい早稲田。しかし中央大の怒涛の攻撃の前に、ついに早稲田ディフェンスは陥落する。83分、中央大が右サイドから中央へと放り込んだボールが辻尾の元へと流れる。ここで辻尾の見事なボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、土壇場で試合は振り出しへと戻された。

終盤に同点となった試合はその勢いのまま激しさを増し、どちらに勝ち越し点が入ってもおかしくない展開に。早稲田はスピードのある前田を前線に投入し、“切り札”にゴールを託す。89分にはその前田が塗師からボールを受けると、ゴール前右寄りからペナルティエリア内へと一気に突破する。角度がなくなったところでの折り返しはサイドネット。ロスタイムには中央大も反撃に。縦に速い攻めから一気に小池が抜け出す。それを後方から追う金守は、ペナルティエリア前ぎりぎりのところで強引なタックルで相手を引き倒す。誰が見ても明白なファールで金守は当然のように一発退場、しかし身を呈してのプレーに対し拍手が沸く中で金守はピッチを後にした。そしてそれで得た中央大のFK、辻尾が蹴ったボールは右ポスト直撃し、こぼれ球を園田がシュートするもぎりぎりゴール右へ外れた。最後は運も味方し、早稲田がなんとかドローのまま試合を終わらせた。

1部のレベルの高さを証明するかのような、激しい内容となったこの試合。勝てる試合だっただけに悔しい結果に終わった早稲田ではあったが、前節の大敗から立ち直りドローに持ち込めたという点を見れば、次につながる試合だったのではないだろうか。その次節は強豪筑波との一戦。筑波は今節の試合で初めての敗戦を喫し首位を陥落しているだけに、必死の思いで試合に臨んでくることだろう。とはいえ早稲田も十分に勝つ実力は備えており、ここで勝てれば一気に流れに乗れる可能性もある。今後優勝を目指す上で非常に大事な試合となりそうだ。

※第4節、対流通経済大学の試合レポートは担当者不在のためお休みとさせていただきました。

新たなメンバーで臨んだ早稲田塗師亮は兵藤慎剛とボランチでコンビを組んだ新3バックで挑む守備的に奮闘、初スタメンの中川裕平1年生、市川雄太郎も初スタメン兵藤慎剛は最後まで走り回ったが激闘の跡
posted by ultraswaseda-admin at 19:16| 東京 🌁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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