2006年04月05日

関東大学サッカーリーグ第2節 vs駒澤大学@多摩

4月5日(水) 14時10分キックオフ 多摩 45分×2

早稲田大学 1[1−1・0−0]1 駒澤大学

得点:【早】兵藤(9分)【駒】巻(11分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−山本−−−−
兵藤−−−−−−−−−松本怜
−−−−横山−−金田−−−−
松本征−山口−−金守−−塗師
−−−−−−時久−−−−−−

交代:渡邉→島村(57分)、松本怜→前田(70分)

駒澤大スタメン
−−−−−原−−巻−−−−−
小野里−−−竹内−−−−田谷
−−−−−−菊地−−−−−−
塚本−−廣井−−阿部−−筑城
−−−−−−三栗−−−−−−

交代:竹内→小林(62分)、小野里→島田(67分)

初戦を落とし、連敗だけはなんとしても避けたい第2節、早稲田は昨年王者の駒澤大と相見えた。最強時代を築いている駒澤ではあるが、早稲田は昨年2度対戦していずれも勝利を収めている。強い相手ではあるが、早稲田も実力では決して負けていない。その早稲田、開幕戦では怪我の影響でベンチスタートだった山本脩斗がFWとして先発起用。松橋優、鈴木修人といったところは怪我が長引いており、この日も欠場した。一方の駒澤は、開幕戦で見せた3バックから、昨年までの4バックへと布陣を変更してきた。前線には原一樹と巻佑樹という大学サッカー界屈指のツートップを揃える。

この日の多摩陸上競技場は雨が降り続く悪条件。ピッチも水しぶきが上がるほどであるうえに、芝の状態自体も悪く、まさに最悪のコンディションの中での試合となった。上空には時折強い風が吹いており、高く上がったボールは押し戻される。前半の早稲田は不利な風下側のエンド。ロングボール主体の攻撃には自信をもつ駒澤相手に苦戦が予想されたが、先制したのは早稲田だった。9分、ゴール前やや左寄りの位置で得たFKのチャンス。兵藤が直接ゴールを狙ったシュートは、大きく弧を描き左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。兵藤の2試合連続ゴールで早稲田が幸先のいいスタート。

しかし、直後に駒澤も反撃する。11分、塚本が右CKを蹴ると、時久がパンチング。ボールは再び右サイドの塚本の元へ戻り、塚本はすかさずセンタリングを上げる。ボールは巻の頭にぴたりと合い、ゴールイン。注意すべきだった巻の高さにやられ、試合はすぐさま振り出しに戻されることに。

風上の駒澤は次々と前線にロングボールを放り込み、早稲田が少しでも処理を誤るとすぐさま駒澤の決定機へとつながる緊張感のある展開で試合は進む。とはいえ早稲田守備陣も集中を保ち、破綻は許さない。驚異的な高さを誇る巻に対しても、山口が決して競り負けることなくヘディングで跳ね返していく。そして早稲田もボールを奪うと早めに前線にボールを供給する。本来は中盤で繋ぐスタイルの早稲田だが、今日のピッチ状態ではショートパスやドリブルを普段どおりにするのは非常に難しい状況であり、このような戦い方を選択。

22分には、右サイドに流れてボールを受けた渡邉がセンタリング。ファーで構えた松本怜がボレーシュートを打ったが、ジャストミートせずボールは大きく上へ飛び、クリアされる。続く27分、カウンターから兵藤が右サイドへ展開。アーリークロスから中央で渡邉がキープし、最後は松本怜が右足でシュートしたがキーパーの正面をついた。その後も同じような試合展開が続き、前半終了間際の44分には再び早稲田の攻め。松本征が中央の渡邉にくさびのボールを入れ、キープした渡邉は右サイドの松本怜へ展開。松本怜はスピード豊かに中央へとドリブルで持ち込み、そのまま左足でシュートしたが相手選手に阻まれる。ロスタイムには駒澤もロングボールから前線の巻がキープし、最後は竹内がシュートしたが早稲田DFがブロックした。

1失点こそしたが、その後は風に乗って飛んでくるロングボールに対しても集中した守備を見せた早稲田。空中戦に自信持つ選手を多く揃える駒澤に対し、セットプレーでもなんとか守りきった。依然降り続ける雨の中、後半戦へと試合は移る。

両者選手交代のなかった後半だが、今度は風上に立った早稲田が駒澤を押し込む時間帯が長くなってくる。ボールが転がらないピッチなので、浮かしたボールをサイドをつく選手に供給し、そこからなんとか得点を手繰り寄せようとする。相手にクリアされてもボールは風に押し戻され、再び早稲田がボールを拾って攻めるというパターンも多くなってきた。

57分には渡邉を下げて島村を投入。開幕戦はスタメンに名を連ねていた島村は、昨年主に途中出場して驚異的な得点率を誇ったまさにスーパーサブ。押し込む展開の中で、彼の決定力に大いに期待が高まる。しかし早稲田はなかなかシュートまでは持ち込めない。駒澤ディフェンスが固いのもあるが、やはり劣悪なピッチによるミスが出たのも要因か。ただボールを早稲田が保持する時間が長く、駒澤にはほとんどチャンスを作らせないのが救いか。

勝ち越しを狙う早稲田は70分に、前田を前線へと投入。開幕戦を怪我で欠場した前田の爆発的なスピードにかける。期待に応えるように前田は時折サイドからの突破を図るが、駒澤も粘りの守りを見せる。試合が終盤に近づき、早稲田は攻め続ける。80分、左サイドから兵藤が右足でセンタリングを入れる。ゴールへと曲がるボールに対し島村が飛び込んでいくが届かず、ボールはラインを割る。81分には兵藤の右CKを島村がヘディングシュートしたがゴールの上。得点を追い求め続けた早稲田だったが、結局奪えぬまま試合終了を告げる長い笛の音が鳴った。

90分間ひたすら長いボールを蹴り続けたこの試合。そんな中でも早稲田は随所に高い技術を見せ、駒澤を徐々に圧倒していった。このようなピッチ状況ではロングボール戦術に慣れる駒澤のほうが優位かと思われたが、早稲田は一歩も引くことなく駒澤に圧力をかけ続けた。サッカーの試合としては面白みに欠けたかもしれないが、早稲田が高い実力を持つことを証明した試合だったと言えるだろう。まだ勝利こそない早稲田だが、今後の快進撃が期待される。

王者に挑む今期レギュラーを獲得した松本征也兵藤慎剛は2試合連続ゴールボランチは横山知伸と金田隼輔のコンビ怪我明けの前田亮を投入したが高さでもゴールを狙い続けた
posted by ultraswaseda-admin at 21:33| 東京 🌁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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