2006年04月02日

関東大学サッカーリーグ第1節 vs法政大学@西が丘

4月1日(土) 14時10分キックオフ 西が丘 45分×2

早稲田大学 1[1−0・0−3]3 法政大学

得点:【早】兵藤(25分)【法】本田勇(55分)、山本(65分)、菊岡(87分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−島村−−−−
兵藤−−−−−−−−−松本怜
−−−−横山−−金田−−−−
松本征−山口−−金守−−塗師
−−−−−−時久−−−−−−

交代:金田→山本(57分)、松本怜→中島(75分)、松本征→市川(85分)

法政大スタメン
−−−−井上−−土岐田−−−
稲葉−−−−−−−−−−菊岡
−−−−−向−−本田拓−−−
吉田−本田勇−−雑賀−小笠原
−−−−−−千葉−−−−−−

交代:井上→山本(50分)、本田勇→福田(83分)、本田拓→江崎(85分)

早稲田がついにトップリーグへと戻ってきた。苦闘が続いたここ数年、下位リーグにくすぶっていた早稲田ではあったが、その間早稲田は着実に力を蓄えていた。最高の監督、最高の選手が続々と集結し、そしてサッカーをやる環境も劇的に改善された。結果、早稲田はかつての栄光に恥じぬ強さを取り戻し、本来あるべき場所へと帰ってきたのだ。“史上最強の挑戦者”として、関東1部の面々へと殴り込みをかけるシーズンが幕を開ける。

迎えた開幕戦、早稲田には怪我人が続出し、決して万全とはいえない態勢で試合に臨むこととなった。レギュラークラスでは大学選抜の鈴木修人、エースFWの松橋優が欠場し、大学選抜の山本脩斗もベンチスタート。そんな中、早稲田は昨年の3バックから4バックへと布陣を変えての戦いを選択した。新1年生の松本怜や、昨年はスーパーサブとして素晴らしい活躍を見せてきた島村毅らをスタメンで起用せざるを得ないところに、苦しい台所事情がうかがえる。対する法政は、昨年昇格1年目ながら優勝争いに絡み2位に食い込んだ勢いのあるチーム。多くの主力も残っており、紛れもない強豪である。

立ち上がりから勢いよく攻めたのは早稲田。一気にペースをつかむべく、精力的な動きでチャンスを作り出していく。まずは1分、左サイドをオーバーラップした松本征のセンタリングにファーから渡邉がスライディングで飛び込むが、シュートは上へ外れる。続く2分、前線での渡邉の粘りから最後は島村がシュートするもキーパー正面。5分には、新戦力の松本怜が見せ場を作る。右サイドでボールを持つと、得意のドリブルで一気に2人を突破し、グラウンダーのクロスを入れたがクリアされた。その後も渡邉、島村というこの日のFWコンビが揃ってシュートを狙うも、枠を捕らえきれない。

早稲田の攻勢に対し受けに回っていた法政は、左サイドからの攻めを中心に反撃を狙う。20分、左サイドから稲葉が金守を突破し、クロスボールを井上が頭で狙ったが枠の外。23分には今度は井上が左サイドに流れ、センタリング。時久がクリアできずにファーに流れたボールを本田がシュートしたが、ゴールの上へ外れた。

そして早稲田に待望の瞬間が。24分、右サイドを持ち上がった塗師が左足で前線へロングパスを送る。それに反応した兵藤がペナルティエリア内へと走りこみ、そのまま相手選手に倒されてPKを獲得した。兵藤が蹴ったPKは一度目は蹴り直しとなったが、二度目もきっちりと決め、早稲田が今期最初のゴールを決めて先制点とする。

リードを奪った早稲田は磐石な試合運びを見せる。33分、松本征がインターセプトから中央をドリブルで持ち上がり、勢いよくロングシュートを狙ったが相手選手に当たる。35分には左サイドを抜け出した兵藤が仕掛け、こぼれを横山が左足でシュートするもゴール左へそれた。続く37分、右サイドから松本怜がドリブルで中央へと一気に切れ込み、左足でシュートしたが大きく左へ外れる。さらに42分の松本怜のアーリークロスに島村がヘディングシュートしたが相手選手にクリアされた。結局そのまま試合は動かず前半終了。早稲田がしっかりとボールキープして攻め、相手の攻めもしっかりシャットアウト。早稲田がペースを握った印象だった。

両チームともメンバーチェンジなしで迎えた後半戦。しかし流れは前半とは一変する。プレーに激しさが増した印象の法政がボールを支配する時間が徐々に長くなってくる。53分、右サイドから菊岡がクロスを入れると、ファーの稲葉が頭で狙うもこれはサイドネット。さらに54分にはCKの流れから小笠原が中央へボールを入れ、混戦から土岐田がボレーシュートを放ったが、時久のファインセーブでなんとか防いだ。ピンチに耐える早稲田だったが、ついにその壁が崩れる。55分、右CKから蹴られたボールが勢いよく飛び込んだ本田勇の頭にドンピシャリ。ヘディングシュートがゴールネットに突き刺さり、法政が同点に追いついた。

ゲームを振り出しに戻された早稲田、攻撃的な布陣に切り替えるべく、主将の金田を下げて山本を投入。兵藤をセンターに入れ、山本が兵藤の位置へ入った。早くも勝負に出た早稲田だったが、ここで法政のカウンターを食らう。65分、早稲田のCKのこぼれを法政に拾われ、一気に攻め込まれる。最後は山本に決められて逆転を許してしまった。

リードしてからも勢いの衰えない法政は73分、左サイドで得たFKからファーの土岐田がヘディングシュートするもポスト直撃。いまだ流れを取り戻せない早稲田、前線へボールを運んでも法政ディフェンスの高さと強さの前に跳ね返され続ける。75分、ドリブラー中島を投入して新しい攻撃の駒とする。しかしなかなか中島にボールが渡らず、彼の突破力も生かせない。85分には最終ラインを1枚削り、前線に新1年生の市川を入れて最後の攻めに出る早稲田だったが、前線への放り込みは機能せず、逆に相手の前からの強いプレッシャーの前に押し込み続けることも困難に。そして87分、手薄になった最終ラインをつかれ、菊岡に痛恨のゴールを許して勝負あり。結局そのまま試合は終了し、1対3で早稲田は敗戦を喫した。

1部の厳しさを痛感することとなったこの日の早稲田。とはいえ自分たちのペースで試合を進められた時間帯があったのも事実。早稲田の選手たちに力があるということは昨年の戦いぶりが証明している。長いシーズンでは勝てない試合があるのも当然であり、これまでに培ってきた自信を決して失わずに次の王者駒澤大戦に臨んで欲しい。

新キャプテン、金田隼輔昨年に続いて開幕スタメンの横山知伸新人ながら先発、松本怜時久省吾も防げず兵藤慎剛のゴールで幸先良しと思われたがスタメン起用された島村毅
posted by ultraswaseda-admin at 01:06| 東京 ☀| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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