2006年05月29日

関東大学サッカーリーグ第11節 vs専修大学@平塚

5月28日(日) 12時キックオフ 平塚 45分×2

早稲田大学 3[2−0・1−0]0 専修大学

得点:【早】渡邉(10分)、渡邉(40分)、中島(50分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−島村−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中島−−兵藤−−塗師−松本怜
−中川裕−−金守−−横山−−
−−−−−−伊藤−−−−−−

SUB:時久、山口、堀江、松本征、首藤、前田、反町

交代:島村→反町(64分)、山本→前田(69分)、中島→山口(82分)

専修大スタメン
−−−遠藤好−−荒田−−−−
−−−−−−池田−−−−−−
−−岡崎−−吉田紘−野村−−
栗原−−山田−−渡部−−鈴木
−−−−−−半田−−−−−−

SUB:高橋、槻木、石井、伊藤、中野、黒澤、吉田幸

交代:吉田紘→石井(28分)、栗原→吉田幸(HT)、遠藤好→黒澤(63分)

関東1部に昇格してからの早稲田の挑戦もいよいよ折り返し。現在4位につけている早稲田は、同じ2部からの昇格組である専修大学と対戦した。早稲田は教育実習の主将金田隼輔が欠場し、他にも怪我人の影響で前節までとは様相の違うメンバー構成に。金田の穴は塗師亮が埋め、最終ラインには横山知伸が第7節明治大戦以来となる先発起用。兵藤慎剛がボランチに下がり、前線にはスーパーサブとして定着している島村毅が開幕戦ぶりにスタメンとなった。対する専修は現在勝ち星なしの最下位と苦しい戦いが続いてはいるが、チームの攻撃の軸となるトップ下の池田末廣が開幕戦の怪我から復帰してからは4戦負け無し。昨年の後期リーグでの対戦では早稲田は敗戦している相手でもあり、決して油断はできない。

序盤から快調な動きを見せたのは早稲田。特に、島村の積極的な姿勢が光る。2分、前線での島村のポストから塗師が右足で思い切ったミドルシュートを狙ったが、これは枠の上。続く4分、兵藤の素早いリスタートのパスから中島が左サイドを抜け出す。マイナスの折り返しに島村がシュートするも外れる。9分には、最終ライン金守のフィードが相手選手に渡ったところを島村が奪う。右サイドを駆け上がる松本怜へパスを通すと、松本怜のセンタリングに再び島村が頭から飛び込んだが枠を捕らえられない。これまで先発としてはなかなか結果を残すことができなかった島村だけに、この日は強い意気込みがうかがえる立ち上がりとなった。

そして早稲田の勢いがついにゴールを生み出す。右サイドでボールを受けた松本怜が得意のドリブルを仕掛ける。見事に1人を抜き去ると中央へクロスボールを送る。これが懸命にクリアしようとした相手選手の手にあたり、ハンドの判定で早稲田がPK獲得となった。ここでキッカーに名乗りを上げたのが目下のところ得点ランキング単独トップの渡邉。きっちりとゴール左隅に沈め、10分に早稲田が幸先のいい先制となった。

12分、早稲田は中盤でボールを奪われると、岡崎に左足でのミドルシュートを打たれる。これはゴール右へと外れたが、このあたりから専修にもチャンスが訪れ始める。早稲田も追加点を狙うべく攻めの手を緩めることはなく、攻め合いの展開となる。14分、左サイドに流れた兵藤がセンタリングを送ると、ファーで松本怜が折り返し、最後は渡邉がヘディングシュートしたがゴールの上へ外れる。15分には早稲田がピンチを迎え、野村のスルーパスに反応した遠藤好が一気に最終ラインを抜け出すも、左足でのシュートに精度がなく早稲田は一難を逃れた。

その後も両者にチャンスシーンが訪れる落ち着かない試合展開に。16分には渡邉のミドル、18分には兵藤が自らドリブルで持ち込んでのシュートを狙うが、いずれもゴールならず。専修も負けずに、19分に池田の直接FK、20分には遠藤好が後方からのスルーパスに抜け出してシュートまで持ち込んだが、こちらも決まらない。少し相手にペースを握られる時間帯になったかと思えば、またしても早稲田にチャンス。23分、前線でボールを奪った山本が渡邉とのワンツーから強烈なミドルを放ったが、これは相手キーパーのセービングに阻まれた。

24分ごろには早稲田が、中盤両サイドを担当する中島と松本怜の位置を左右入れ替え、相手の目先を変えて流れを手繰り寄せようとする。すると27分には、塗師のスルーパスに左サイドを抜け出した松本怜が折り返し、渡邉が頭で狙ったがクリアされる。早めに反撃したい専修も、28分に選手交代。ボランチの吉田紘を下げ、DFの石井を投入。最終ラインに石井を入れる3バックに、中盤を野村と岡崎のダブルボランチに変更する。

専修には池田という類稀な攻撃センスを持つ選手がいる。昨年度、関東2部でアシスト王に輝いたこの司令塔に早稲田も苦しめられることに。35分、左サイドでの細かなパスワークで専修が崩し、最後は池田が左足のミドルで狙ったがこれはゴールの右。37分には右サイドに流れた池田のクロスボールが、ゴールへと飛び、なんとかキーパー伊藤がCKに逃れる。そしてそのCKを池田が蹴ると、伊藤がクリアできずに混戦になるも、中川裕が懸命にかき出した。

少し相手にペースがいき、嫌な雰囲気になってきた早稲田だったが、ここで流れを断ち切ったのが早稲田のエース渡邉である。40分、早稲田のカウンターから前線でボールを持った島村が仕掛けてシュート。相手選手に跳ね返ったボールを受けた兵藤が、すぐさま右でフリーになっていた渡邉へパスする。受けた渡邉は、落ち着き払った右足シュートを確実に決め、早稲田に2点目のゴールとなった。絶好の時間帯に相手の勢いを止める追加点をあげ、そのまま前半戦を折り返す。

後半、攻めに出なければいけない専修は栗原に代えて攻撃的な吉田幸を投入。岡崎を栗原のいた左サイドに移すと同時に中盤を野村のワンボランチへと変更し、リスクを冒す選択をとる。しかしこれが裏目に出たか、後半戦は薄くなった相手の中盤を早稲田が支配する展開に。開始直後の45には兵藤からのパスを受けた松本怜が右サイドから中央へと一気にドリブル突破。左足で強烈なシュートを放ったが、これは相手キーパーのセービング。そして迎えた50分、横山が出足の早いディフェンスで相手パスをインターセプトすると、そのまま右サイドを上がる松本怜へ。抜け出した松本怜が折り返し、ペナルティエリア内で山本がキープ。後ろの渡邉へ戻し、ボールはさらにつながれる。最後は、後方からフリーで走りこんできた中島が冷静に決めて、専修を突き放す3点目のゴールが早稲田にもたらされた。

58分には早稲田にこの日最大のピンチが訪れる。ペナルティエリア内に飛び込んできた相手選手に対し、矢のように飛んできた金守がスライディングタックル。見事にボールを捕らえた素晴らしい守備にしか見えなかったが、これがなんとファールで専修にPKが与えられた。不可解な判定ではあったものの、ここで早稲田ゴールに立ちはだかったのが負傷している時久の穴を埋める伊藤。野村が中央に蹴ったシュートに対し、倒れこみながら足でストップし、ゴールは許さなかった。

3点というリードを保つことに成功し、余裕の出来た早稲田はここで選手交代。期待されながらこれまで厚い選手層に阻まれてベンチ入りの機会もなかった新入生、反町一輝がようやく早稲田でのデビューとなった。70分には第8節以来のベンチ入りとなった前田もトップ下の位置に投入され、早稲田が手を緩めることなく攻め続けていく。73分、左サイドで粘った反町から受けた中島が縦に突破。マイナスの折り返しにフリーの前田がシュートしたが、これは相手キーパーに阻まれた。

そして試合は早稲田が圧倒するまま終盤へ。78分には、左サイドに流れた反町のセンタリングに渡邉がヘディングシュートしたが、これはバーを直撃しハットトリックはならず。さらに82分、カウンターから兵藤の裏への浮き球パスに前田が反応。爆発的なスピードで一気に抜け出した前田がドリブルで進み、キーパーとの1対1まで持ち込んだがシュートはキーパーにストップされた。その後は第6節以来の出場となる山口も入れ、しっかりとゲームを締める早稲田。それからは試合も動くことなく、結局3対0というスコアで早稲田が専修に快勝した。

点差とは対照に、前半は早稲田にとって決して楽な展開ではなかった。しかし、序盤での先制点、苦しい時間帯での追加点、そして後半立ち上がりに試合を決める駄目押し点と、いずれも絶好のタイミングでのゴールが印象的だった。決めるべきところで決めた渡邉の決定力が試合を左右したといってもいいだろう。これで早稲田は3位で前期を折り返し。いい流れで来月頭に行われる総理大臣杯関東代表決定戦に臨めそうである。ようやくやってきた昨年の雪辱を晴らす機会、早稲田の再度の躍進に期待したい。

前期最終戦に臨む右サイドを切り裂く松本怜得点王の座を守る渡邉千真デビューとなった反町一輝(上)と、トップ下で起用された前田亮
posted by ultraswaseda-admin at 16:50| 東京 🌁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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