2006年04月24日

関東大学サッカーリーグ第5節 vs中央大学@夢の島

4月23日(日) 14時10分キックオフ 夢の島 45分×2

早稲田大学 1[1−0・0−1]1 中央大学

得点:【早】渡邉(33分)【中】辻尾(83分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−市川−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中川裕−兵藤−−塗師−松本怜
−−横山−−金守−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、堀江、金田、首藤、中島、島村、前田

交代:渡邉→島村(66分)、市川→前田(85分)

中央大スタメン
−−辻尾−−小倉−−南木−−
−−−−大瀧−−渡邊−−−−
−−−−−−田村−−−−−−
梅野−−園田−−大根−−杉山
−−−−−−山本−−−−−

交代:小倉→小池(60分)、南木→石川(65分)

前節、流通経済大学との一戦で屈辱的な大敗を喫した早稲田。ここ最近の早稲田にとっては全く経験をしたことのないような結果を受け、チームに走った衝撃は大きかったようだ。今節、大榎監督は布陣、選手ともに大幅に変更するという決断をする。今年から導入した4バックを昨年までの3バックへと戻し、さらに主将の金田隼輔をスタメンから外すというサプライズ。火曜に特別指定先の東京Vでフル出場を果たした塗師亮をボランチとして初めて起用し、市川雄太郎、中川裕平、そして高校選抜から戻った松本怜と、実に3人もの1年生もスタメンへと抜擢した。対する中央大は昨年のユニバー代表の辻尾真二を擁する。

立ち上がり、辻尾のシュートが上へ外れて始まったこの試合。序盤から両者ゴール前まで持ち込む激しい展開に。2分、自陣でボールを持った山本がキレのあるドリブルを見せる。鮮やかに1人を抜き去って中央を突き進み、もう1人かわしてペナルティエリアに持ち込もうとするも、最後は相手にカットされる。7分には逆に早稲田がピンチに。中央大の攻撃、ゴール前混戦となったところを大瀧がシュートを放ったが、これはキーパー時久が足でなんとかセービング、こぼれを再び大瀧がシュートしたがゴール右へ外れた。直後の8分、今度は早稲田に決定的なチャンス。右サイド松本怜のセンタリングがファーに流れると、待ち構えた市川が強烈なシュート。これは相手キーパー山本が右手一本ではじき、詰めた渡邉がシュートしたがボールは枠の上へとそれていった。

その後は中央大がボールを持つ時間がやや長くなる。相手の3トップに対し、早稲田は守備時は左サイドの中川裕を最終ラインに下げる変則4バックのような形で対応。攻めこまれど安定した守備組織で対応し始めた早稲田は、徐々に流れを引き寄せ攻撃への比重を大きくしていく。30分、右サイドから松本怜が中央へと得意のドリブルで切れ込む。渡邉へと渡し、渡邉の左足シュートは弱くゴール右へ外れた。そして得点への期待が高まった33分、ついに均衡が敗れる。インターセプトした横山が中央からそのまま持ち上がる。横山のスルーパスが左から抜け出した山本へ通り、フリーの山本はさらに右の渡邉へ。渡邉のシュートは相手キーパーに当たりながらもゴールへと転がり、早稲田に先制点となった。渡邉は待望の今シーズン2得点目。ちなみに、今シーズン初めての兵藤が絡まないゴールであった。

リードを許した中央大も反撃に出る。38分、左サイドからのクロスボールに渡邊が飛び込んだが、シュートはゴール左へそれる。44分には、ロングボールを受けた辻尾が右サイドから中央へ折り返し。小倉のキープから最後は大瀧がシュートするも枠を外れ、結局そのまま前半は終了となった。早稲田としては途中から流れを引き寄せ、先制点も奪えたということで上々の展開だった。

後半に入り、早稲田は追加点を狙うべく、攻撃を続ける。50分、渡邉がゴール前右寄りからペナルティエリアないへ突破。中へと切り替えしてからのシュートはキーパー正面を突いた。さらに57分には、松本怜が右サイドから中央へとドリブル突破で切れ込み、そのまま左足でシュートを狙ったが右へ外れた。直後の山本のシュートも枠の上。早稲田の攻勢で流れを変えたい中央大は前線に小池、石川と立て続けに攻撃のカードを投入する。早稲田も島村を入れて追加点を狙う姿勢を押し出す。

ここから徐々に中央大が攻勢に転じていく。72分、右サイド杉山のクロスにファーから小池が頭で突っ込んだがこれは時久ナイスセーブ。続く73分、右サイド角度のないところから石川が思い切ったシュートを放ったが枠は捉えず。81分には、大瀧の強烈なミドルシュートが早稲田ゴールを襲ったが、時久の横っ飛びセーブでなんとか逃れた。直後の82分、左CKから中央大のシュートは、これまた時久がセーブ。

時久を中心とした集中した守備でなんとか1点を守りきりたい早稲田。しかし中央大の怒涛の攻撃の前に、ついに早稲田ディフェンスは陥落する。83分、中央大が右サイドから中央へと放り込んだボールが辻尾の元へと流れる。ここで辻尾の見事なボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、土壇場で試合は振り出しへと戻された。

終盤に同点となった試合はその勢いのまま激しさを増し、どちらに勝ち越し点が入ってもおかしくない展開に。早稲田はスピードのある前田を前線に投入し、“切り札”にゴールを託す。89分にはその前田が塗師からボールを受けると、ゴール前右寄りからペナルティエリア内へと一気に突破する。角度がなくなったところでの折り返しはサイドネット。ロスタイムには中央大も反撃に。縦に速い攻めから一気に小池が抜け出す。それを後方から追う金守は、ペナルティエリア前ぎりぎりのところで強引なタックルで相手を引き倒す。誰が見ても明白なファールで金守は当然のように一発退場、しかし身を呈してのプレーに対し拍手が沸く中で金守はピッチを後にした。そしてそれで得た中央大のFK、辻尾が蹴ったボールは右ポスト直撃し、こぼれ球を園田がシュートするもぎりぎりゴール右へ外れた。最後は運も味方し、早稲田がなんとかドローのまま試合を終わらせた。

1部のレベルの高さを証明するかのような、激しい内容となったこの試合。勝てる試合だっただけに悔しい結果に終わった早稲田ではあったが、前節の大敗から立ち直りドローに持ち込めたという点を見れば、次につながる試合だったのではないだろうか。その次節は強豪筑波との一戦。筑波は今節の試合で初めての敗戦を喫し首位を陥落しているだけに、必死の思いで試合に臨んでくることだろう。とはいえ早稲田も十分に勝つ実力は備えており、ここで勝てれば一気に流れに乗れる可能性もある。今後優勝を目指す上で非常に大事な試合となりそうだ。

※第4節、対流通経済大学の試合レポートは担当者不在のためお休みとさせていただきました。

新たなメンバーで臨んだ早稲田塗師亮は兵藤慎剛とボランチでコンビを組んだ新3バックで挑む守備的に奮闘、初スタメンの中川裕平1年生、市川雄太郎も初スタメン兵藤慎剛は最後まで走り回ったが激闘の跡
posted by ultraswaseda-admin at 19:16| 東京 🌁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

関東大学サッカーリーグ第3節 vs順天堂大学@フクアリ

4月9日(日) 14時10分キックオフ フクアリ 45分×2

早稲田大学 3[1−1・2−0]1 順天堂大学

得点:【早】渡邉(15分)、金田(85分)、島村(89分)【順】中村(44分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−山本−−−−
兵藤−−−−−−−−−−首藤
−−−−横山−−金田−−−−
松本征−山口−−金守−−塗師
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、梅澤、中川裕、岩田、中島、島村、前田

交代:首藤→前田(71分)、渡邉→島村(83分)

順天堂大スタメン
−−−−渡邉−−福士−−−−
竹岡−−−−−−−−−−伊藤
−−−−飯島−−島嵜−−−−
小宮山−中村−−森−−−村上
−−−−−−佐々木−−−−−

交代:伊藤→佐藤(44分)、竹岡→慶田(74分)、飯島→山本(89分)

水曜の駒澤戦からは一変、好天に恵まれピッチ状態も良好のフクダ電子アリーナでの試合。早稲田は長期離脱中の松橋優、鈴木修人に加え、開幕から先発出場を続けてきた1年生の松本怜が高校選抜合宿のために欠場。中盤の右サイドには首藤豪が公式戦で初めてのスタメン起用となった。ベンチには岩田啓佑が今シーズン初めてのベンチ入り。対する順天堂は、小宮山尊信、村上佑介、中村英之、島嵜佑と4人もの大学選抜経験者を擁するタレント豊富なチーム。前線には昨シーズン新人賞を獲得した福士徳文の名前も。

横山からのパスを受けた渡邉の左足シュートがキーパー正面を突いて始まったこの試合。立ち上がりから順天堂が勢いよく攻め込む。3分、右サイド角度のないところから福士が強引にシュートを放ったが大きく左へ外れる。7分には右サイドで得たFKを小宮山が蹴ると、混戦から最後はまたも福士がシュートしたが弱くゴールならず。

順天堂の攻勢を凌いだ早稲田は、徐々に自らのペースへと持ち込んでいく。中盤でパスが回りだし、ボールを保持する時間が長くなってくる。そして迎えた15分、早稲田にCKのチャンス。右から兵藤が蹴ったボールは、渡邉の頭にピタリと合い、快心のヘディングシュートがゴールネットに突き刺さった。流れをつかみかけたところで早稲田に先制点が入った。

その後は早稲田が一方的にボールを持って攻める時間が続く。前線の選手のポストプレイから2列目の選手が飛び出していく形がよく見られ、組織的な攻撃ができている印象。20分、後方からのフィードを山本が頭ですらし、ペナルティエリア内の兵藤へ。兵藤が落としたボールから渡邉のシュートは相手選手に阻まれ、こぼれを横山がシュートしたが枠の上。35分には渡邉のポストから横山がミドルシュートを狙うもゴールの右へ外れた。続く36分、右サイド塗師のアーリークロスから前線で山本がつぶれ、ボールは兵藤へ。兵藤は右足で狙ったが体勢が悪く弱いシュートとなりキーパーが抑える。さらに40分には左サイドに流れた山本が後ろへ戻し、松本征の左足クロスを渡邉がヘディングシュートしたが惜しくもゴール右へ外れた。

守る時間が長くなっていた順天堂もようやく反撃。42分、右サイドをオーバーラップした村上の折り返しから竹岡が繋ぎ、抜け出した福士のシュートはキーパー時久がセービングした。これが久しぶりの攻撃の形となった順天堂、流れの悪さを打開するためか44分に早くも選手交代。伊藤に代えて、関東選抜の佐藤を投入。勝負に出たところで順天堂がCKのチャンスを得る。左サイドからボールが蹴られると、ゴール前で早稲田の選手が倒れる。ここで審判の笛が鳴り、なんとPKを指示。不可解な判定ではあったが、これを中村がきっちりと決めて順天堂が追いついたところで前半終了となった。

いやな時間帯に追いつかれた早稲田、再びリードを奪うべく後半戦へ挑む。しかし、ここから攻め込んできたのは順天堂だった。押し込まれる時間が長くなり、早稲田にとっては悪い流れになってきた中、52分には前線へと放り込まれたボールに福士がキープして反転シュートを狙ったが枠を外す。ピンチを逃れた早稲田は、その後粘り強い守備で相手の攻撃に対応。決定機までは決して持ち込ませることなく、徐々に流れを引き寄せていく。65分には、中央の渡邉が左から走りこむ兵藤へ大きなパス。ゴール前へ仕掛けた兵藤の左足シュートは大きく上へ外れた。続く71分、山本が中央から右へドリブル突破する。シュートは相手選手に当たったが、こぼれを首藤が思い切ってシュート。強烈だったがゴール左へそれていった。

72分、早稲田は首藤を下げて前田を投入。山本を中盤右サイドに下げ、前田を前線へ。状況を打開するために前田のスピードで勝負しようという意図か。しかし、なかなか前田をスペースへ走らせることができない。なんとしても勝利が欲しい早稲田ではあるが、チャンスを作り出すまでには至らないまま時間が過ぎる。83分には、切り札の島村を投入。彼の得点力に全てをかけ、試合は終盤へとさしかかる。

そして85分、早稲田にCKが与えられる。右サイドから兵藤の蹴ったボールは中央ですらされ、ファーサイドへ。そこにフリーでいた金田が冷静に右足シュート。これが右ポストに当たってゴールマウスに転がり込んだ。キャプテン金田のゴールで、ついに早稲田が勝ち越しに成功する。そのまま逃げ切りたい早稲田、ロスタイムに再びチャンスが。ゴール前で前田がボール奪取し、兵藤からフリーの島村へ。島村の右足シュートがゴール左スミに決まり、駄目押しとなる3点目。これぞチーム一の得点率を誇る島村の真骨頂、短い出場時間で見事に結果を残した。

そして長い笛の音。3戦目にして早稲田が今シーズン初勝利を収めた。1部に昇格してなかなか結果の出なかった早稲田ではあったが、その間も早稲田の力が本物であることを証明するかのような戦いぶりで、徐々に成績を上げていった。今後も決して油断できない相手との戦いが続くが、自信を持って勝利を追い求めていって欲しい。

公式戦初先発の首藤豪渡邉千真は今シーズン初ゴール中盤で躍動するソフティこと横山知伸
posted by ultraswaseda-admin at 23:15| 東京 ☀| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

関東大学サッカーリーグ第2節 vs駒澤大学@多摩

4月5日(水) 14時10分キックオフ 多摩 45分×2

早稲田大学 1[1−1・0−0]1 駒澤大学

得点:【早】兵藤(9分)【駒】巻(11分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−山本−−−−
兵藤−−−−−−−−−松本怜
−−−−横山−−金田−−−−
松本征−山口−−金守−−塗師
−−−−−−時久−−−−−−

交代:渡邉→島村(57分)、松本怜→前田(70分)

駒澤大スタメン
−−−−−原−−巻−−−−−
小野里−−−竹内−−−−田谷
−−−−−−菊地−−−−−−
塚本−−廣井−−阿部−−筑城
−−−−−−三栗−−−−−−

交代:竹内→小林(62分)、小野里→島田(67分)

初戦を落とし、連敗だけはなんとしても避けたい第2節、早稲田は昨年王者の駒澤大と相見えた。最強時代を築いている駒澤ではあるが、早稲田は昨年2度対戦していずれも勝利を収めている。強い相手ではあるが、早稲田も実力では決して負けていない。その早稲田、開幕戦では怪我の影響でベンチスタートだった山本脩斗がFWとして先発起用。松橋優、鈴木修人といったところは怪我が長引いており、この日も欠場した。一方の駒澤は、開幕戦で見せた3バックから、昨年までの4バックへと布陣を変更してきた。前線には原一樹と巻佑樹という大学サッカー界屈指のツートップを揃える。

この日の多摩陸上競技場は雨が降り続く悪条件。ピッチも水しぶきが上がるほどであるうえに、芝の状態自体も悪く、まさに最悪のコンディションの中での試合となった。上空には時折強い風が吹いており、高く上がったボールは押し戻される。前半の早稲田は不利な風下側のエンド。ロングボール主体の攻撃には自信をもつ駒澤相手に苦戦が予想されたが、先制したのは早稲田だった。9分、ゴール前やや左寄りの位置で得たFKのチャンス。兵藤が直接ゴールを狙ったシュートは、大きく弧を描き左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。兵藤の2試合連続ゴールで早稲田が幸先のいいスタート。

しかし、直後に駒澤も反撃する。11分、塚本が右CKを蹴ると、時久がパンチング。ボールは再び右サイドの塚本の元へ戻り、塚本はすかさずセンタリングを上げる。ボールは巻の頭にぴたりと合い、ゴールイン。注意すべきだった巻の高さにやられ、試合はすぐさま振り出しに戻されることに。

風上の駒澤は次々と前線にロングボールを放り込み、早稲田が少しでも処理を誤るとすぐさま駒澤の決定機へとつながる緊張感のある展開で試合は進む。とはいえ早稲田守備陣も集中を保ち、破綻は許さない。驚異的な高さを誇る巻に対しても、山口が決して競り負けることなくヘディングで跳ね返していく。そして早稲田もボールを奪うと早めに前線にボールを供給する。本来は中盤で繋ぐスタイルの早稲田だが、今日のピッチ状態ではショートパスやドリブルを普段どおりにするのは非常に難しい状況であり、このような戦い方を選択。

22分には、右サイドに流れてボールを受けた渡邉がセンタリング。ファーで構えた松本怜がボレーシュートを打ったが、ジャストミートせずボールは大きく上へ飛び、クリアされる。続く27分、カウンターから兵藤が右サイドへ展開。アーリークロスから中央で渡邉がキープし、最後は松本怜が右足でシュートしたがキーパーの正面をついた。その後も同じような試合展開が続き、前半終了間際の44分には再び早稲田の攻め。松本征が中央の渡邉にくさびのボールを入れ、キープした渡邉は右サイドの松本怜へ展開。松本怜はスピード豊かに中央へとドリブルで持ち込み、そのまま左足でシュートしたが相手選手に阻まれる。ロスタイムには駒澤もロングボールから前線の巻がキープし、最後は竹内がシュートしたが早稲田DFがブロックした。

1失点こそしたが、その後は風に乗って飛んでくるロングボールに対しても集中した守備を見せた早稲田。空中戦に自信持つ選手を多く揃える駒澤に対し、セットプレーでもなんとか守りきった。依然降り続ける雨の中、後半戦へと試合は移る。

両者選手交代のなかった後半だが、今度は風上に立った早稲田が駒澤を押し込む時間帯が長くなってくる。ボールが転がらないピッチなので、浮かしたボールをサイドをつく選手に供給し、そこからなんとか得点を手繰り寄せようとする。相手にクリアされてもボールは風に押し戻され、再び早稲田がボールを拾って攻めるというパターンも多くなってきた。

57分には渡邉を下げて島村を投入。開幕戦はスタメンに名を連ねていた島村は、昨年主に途中出場して驚異的な得点率を誇ったまさにスーパーサブ。押し込む展開の中で、彼の決定力に大いに期待が高まる。しかし早稲田はなかなかシュートまでは持ち込めない。駒澤ディフェンスが固いのもあるが、やはり劣悪なピッチによるミスが出たのも要因か。ただボールを早稲田が保持する時間が長く、駒澤にはほとんどチャンスを作らせないのが救いか。

勝ち越しを狙う早稲田は70分に、前田を前線へと投入。開幕戦を怪我で欠場した前田の爆発的なスピードにかける。期待に応えるように前田は時折サイドからの突破を図るが、駒澤も粘りの守りを見せる。試合が終盤に近づき、早稲田は攻め続ける。80分、左サイドから兵藤が右足でセンタリングを入れる。ゴールへと曲がるボールに対し島村が飛び込んでいくが届かず、ボールはラインを割る。81分には兵藤の右CKを島村がヘディングシュートしたがゴールの上。得点を追い求め続けた早稲田だったが、結局奪えぬまま試合終了を告げる長い笛の音が鳴った。

90分間ひたすら長いボールを蹴り続けたこの試合。そんな中でも早稲田は随所に高い技術を見せ、駒澤を徐々に圧倒していった。このようなピッチ状況ではロングボール戦術に慣れる駒澤のほうが優位かと思われたが、早稲田は一歩も引くことなく駒澤に圧力をかけ続けた。サッカーの試合としては面白みに欠けたかもしれないが、早稲田が高い実力を持つことを証明した試合だったと言えるだろう。まだ勝利こそない早稲田だが、今後の快進撃が期待される。

王者に挑む今期レギュラーを獲得した松本征也兵藤慎剛は2試合連続ゴールボランチは横山知伸と金田隼輔のコンビ怪我明けの前田亮を投入したが高さでもゴールを狙い続けた
posted by ultraswaseda-admin at 21:33| 東京 🌁| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

関東大学サッカーリーグ第1節 vs法政大学@西が丘

4月1日(土) 14時10分キックオフ 西が丘 45分×2

早稲田大学 1[1−0・0−3]3 法政大学

得点:【早】兵藤(25分)【法】本田勇(55分)、山本(65分)、菊岡(87分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−島村−−−−
兵藤−−−−−−−−−松本怜
−−−−横山−−金田−−−−
松本征−山口−−金守−−塗師
−−−−−−時久−−−−−−

交代:金田→山本(57分)、松本怜→中島(75分)、松本征→市川(85分)

法政大スタメン
−−−−井上−−土岐田−−−
稲葉−−−−−−−−−−菊岡
−−−−−向−−本田拓−−−
吉田−本田勇−−雑賀−小笠原
−−−−−−千葉−−−−−−

交代:井上→山本(50分)、本田勇→福田(83分)、本田拓→江崎(85分)

早稲田がついにトップリーグへと戻ってきた。苦闘が続いたここ数年、下位リーグにくすぶっていた早稲田ではあったが、その間早稲田は着実に力を蓄えていた。最高の監督、最高の選手が続々と集結し、そしてサッカーをやる環境も劇的に改善された。結果、早稲田はかつての栄光に恥じぬ強さを取り戻し、本来あるべき場所へと帰ってきたのだ。“史上最強の挑戦者”として、関東1部の面々へと殴り込みをかけるシーズンが幕を開ける。

迎えた開幕戦、早稲田には怪我人が続出し、決して万全とはいえない態勢で試合に臨むこととなった。レギュラークラスでは大学選抜の鈴木修人、エースFWの松橋優が欠場し、大学選抜の山本脩斗もベンチスタート。そんな中、早稲田は昨年の3バックから4バックへと布陣を変えての戦いを選択した。新1年生の松本怜や、昨年はスーパーサブとして素晴らしい活躍を見せてきた島村毅らをスタメンで起用せざるを得ないところに、苦しい台所事情がうかがえる。対する法政は、昨年昇格1年目ながら優勝争いに絡み2位に食い込んだ勢いのあるチーム。多くの主力も残っており、紛れもない強豪である。

立ち上がりから勢いよく攻めたのは早稲田。一気にペースをつかむべく、精力的な動きでチャンスを作り出していく。まずは1分、左サイドをオーバーラップした松本征のセンタリングにファーから渡邉がスライディングで飛び込むが、シュートは上へ外れる。続く2分、前線での渡邉の粘りから最後は島村がシュートするもキーパー正面。5分には、新戦力の松本怜が見せ場を作る。右サイドでボールを持つと、得意のドリブルで一気に2人を突破し、グラウンダーのクロスを入れたがクリアされた。その後も渡邉、島村というこの日のFWコンビが揃ってシュートを狙うも、枠を捕らえきれない。

早稲田の攻勢に対し受けに回っていた法政は、左サイドからの攻めを中心に反撃を狙う。20分、左サイドから稲葉が金守を突破し、クロスボールを井上が頭で狙ったが枠の外。23分には今度は井上が左サイドに流れ、センタリング。時久がクリアできずにファーに流れたボールを本田がシュートしたが、ゴールの上へ外れた。

そして早稲田に待望の瞬間が。24分、右サイドを持ち上がった塗師が左足で前線へロングパスを送る。それに反応した兵藤がペナルティエリア内へと走りこみ、そのまま相手選手に倒されてPKを獲得した。兵藤が蹴ったPKは一度目は蹴り直しとなったが、二度目もきっちりと決め、早稲田が今期最初のゴールを決めて先制点とする。

リードを奪った早稲田は磐石な試合運びを見せる。33分、松本征がインターセプトから中央をドリブルで持ち上がり、勢いよくロングシュートを狙ったが相手選手に当たる。35分には左サイドを抜け出した兵藤が仕掛け、こぼれを横山が左足でシュートするもゴール左へそれた。続く37分、右サイドから松本怜がドリブルで中央へと一気に切れ込み、左足でシュートしたが大きく左へ外れる。さらに42分の松本怜のアーリークロスに島村がヘディングシュートしたが相手選手にクリアされた。結局そのまま試合は動かず前半終了。早稲田がしっかりとボールキープして攻め、相手の攻めもしっかりシャットアウト。早稲田がペースを握った印象だった。

両チームともメンバーチェンジなしで迎えた後半戦。しかし流れは前半とは一変する。プレーに激しさが増した印象の法政がボールを支配する時間が徐々に長くなってくる。53分、右サイドから菊岡がクロスを入れると、ファーの稲葉が頭で狙うもこれはサイドネット。さらに54分にはCKの流れから小笠原が中央へボールを入れ、混戦から土岐田がボレーシュートを放ったが、時久のファインセーブでなんとか防いだ。ピンチに耐える早稲田だったが、ついにその壁が崩れる。55分、右CKから蹴られたボールが勢いよく飛び込んだ本田勇の頭にドンピシャリ。ヘディングシュートがゴールネットに突き刺さり、法政が同点に追いついた。

ゲームを振り出しに戻された早稲田、攻撃的な布陣に切り替えるべく、主将の金田を下げて山本を投入。兵藤をセンターに入れ、山本が兵藤の位置へ入った。早くも勝負に出た早稲田だったが、ここで法政のカウンターを食らう。65分、早稲田のCKのこぼれを法政に拾われ、一気に攻め込まれる。最後は山本に決められて逆転を許してしまった。

リードしてからも勢いの衰えない法政は73分、左サイドで得たFKからファーの土岐田がヘディングシュートするもポスト直撃。いまだ流れを取り戻せない早稲田、前線へボールを運んでも法政ディフェンスの高さと強さの前に跳ね返され続ける。75分、ドリブラー中島を投入して新しい攻撃の駒とする。しかしなかなか中島にボールが渡らず、彼の突破力も生かせない。85分には最終ラインを1枚削り、前線に新1年生の市川を入れて最後の攻めに出る早稲田だったが、前線への放り込みは機能せず、逆に相手の前からの強いプレッシャーの前に押し込み続けることも困難に。そして87分、手薄になった最終ラインをつかれ、菊岡に痛恨のゴールを許して勝負あり。結局そのまま試合は終了し、1対3で早稲田は敗戦を喫した。

1部の厳しさを痛感することとなったこの日の早稲田。とはいえ自分たちのペースで試合を進められた時間帯があったのも事実。早稲田の選手たちに力があるということは昨年の戦いぶりが証明している。長いシーズンでは勝てない試合があるのも当然であり、これまでに培ってきた自信を決して失わずに次の王者駒澤大戦に臨んで欲しい。

新キャプテン、金田隼輔昨年に続いて開幕スタメンの横山知伸新人ながら先発、松本怜時久省吾も防げず兵藤慎剛のゴールで幸先良しと思われたがスタメン起用された島村毅
posted by ultraswaseda-admin at 01:06| 東京 ☀| ア式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。